1からトルコ語学んでみた

これから英語ですか?

現在進行形 〜否定文〜 ③

 

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現在進行形シリーズはこれで最後かなー

 

 【目次】

 

  

動詞の否定語幹とは?

 

gitmek

 

okumak

 

上の動詞のように、

 

トルコ語の全ての動詞には「-mek/-mak」がついているのはこの前やりましたが、

 

その「-mek/-mak」を取り除いたものが動詞の語幹となります。

 

 

つまり、

 

git」と「oku」が動詞の語幹です。

 

 

そこで、その語幹に

 

-me/-ma

 

をつけると、「否定語幹」ができます。

 

 

 

 

例えばこんな感じです。

 

git-mek(動詞)

⬇︎

git-(語幹)

⬇︎

gitme-(否定語幹

 

 

oku-mak(動詞)

⬇︎

oku-(語幹)

⬇︎

okuma-(否定語幹

 

 

語幹の母音が「eグループ」であれば「-me

 

語幹の母音が「aグループ」であれば「-ma」を付けます。

 

 

母音のグループ分けに関しては前に⬇︎の記事に書いた!

 

kenthashi.hatenablog.com

 

 

とまあー長ったらしく書いたけど、とにかく

 

この「否定語幹」にいろんなものをプラスすれば

 

「〜はしていない」「〜するつもりはない」「〜しなかった」

 

とかいろんな否定の表現ができるってことです。

 

 

 

現在進行形の否定文(〜していません)

 

結論っ!

 

 

「-miyor/-müyor/-mıyor/-muyor」

 

 

これを語幹に付けるだけ!

語幹の母音によってどれを付けるかはいつもと同じです。

 

 

例文っ!

 

ex)

マサルは日本語を学んでいない。

 

➡︎Masaru Japonca öğrenmiyor.

 

 

彼は走っていない。

 

➡︎O koşmuyor.

 

 

現在進行形の肯定文と比べてみると、m」が付いただけですね。

 

 

、、、

 

「-me」とか「-ma」とかの話はどこいったんだよっ、ってなりますね。

 

 

「mを付ければ良い」って覚えてそこで終わってもいいんですが、

 

 

一応動詞を解体して考えてみます。こういうのが好きなんです。

 

 

öğrenmiyor

⬇︎

öğren-miyor

⬇︎

öğren-m-iyor

⬇︎

öğren-me-iyor

⬇︎

öğrenme-iyor

 

 

何やってんだよってなるかもしれませんが、

 

つまり

 

動詞の否定語幹の 「öğrenme

 

現在進行形を表す「-iyor」が付いているんです。

 

 

ここでトルコ語あるあるの母音が連続してはだめルールが適用されます。

 

 

なので、

öğrenmeの母音「e」は打ち消されて、

 

-iyor」が付きます。

 

よって、

 

öğrenmiyor

 

 

という「現在進行否定形」が出来上がるのです!!!!

 

 

まあ、

 

構造的にはそういうものだと理解しておいて、

 

 

ひとまず、

 

 

現在進行形の否定文は

 

「-miyor/-müyor/-mıyor/-muyor」

 

を付ければ良い!

 

これだけ覚えておけば良いと思います〜〜〜〜 

 

 

 

肯定文と否定文でちょっと違う?

 

現在進行形を作る時に、

 

語幹の最後の音が「母音」であった場合、

 

その「母音」を取り除いたあと、その「一個前の母音」に合わせて

 

-iyor/-üyor/-ıyor/-uyorを付ける。

 

というルールを覚えているでしょうか。

 

 

母音が連続してはいけないルールですね。

 

 

例えば、

 

oyna-mak(遊ぶ)

 

という動詞があります。

 

 

➡︎語幹の最後が母音「a」で終わっているので、

この「a」を取り除きます。

 

➡︎「oyn」

 

そして、母音が「o」に変わったので、

 

➡︎oynuyor

 

となるやつです。

 

 

例文をあげます。

 

マサルは遊んでいる。

➡︎Masaru oynuyor

 

という肯定文を作りました。

 

 

そこで、

 

これを否定文にすると、

 

マサルは遊んでいない。

 

➡︎Masaru oynamıyor.

 

となります。

 

 

Masaru oynuyor

 

Masaru oynamıyor.

 

 

肯定と否定で形が変わっている、、、!?

 

こういう現象が起きるみたいですね。

 

 

現在進行形の否定文では、「m」が間に入るので、

 

母音が連続しないんですよね〜

 

 

なので母音を取り除く必要がありません。

 

 

そうすると、

 

対応する母音が「o」から「a」に変わります。

 

なので、

肯定文から否定文にすると、

 

uyor」から「mıyor」に変わってしまいます!!!

 

 

ここだけちょっと注意したいですね。

 

 

 

人称の現在進行形の否定文(◯◯は〜していません)

 

主語が一人称・二人称のときは、

 

現在進行形の動詞に「人称の付属語」を付けます。

 

肯定文と全く同じです。

 

 

例文いきまーす

 

ex)

私は日本語を学んでいません。 *öğren-mek(学ぶ) *Japonca(日本語)

 

➡︎Ben Japonca öğrenmiyorum.

 

 

あなたたちはタバコを吸っていません。 *sigara(タバコ) *iç-mek(吸う)

 

➡︎Siz sigara içmiyorsunuz.

 

 

 

現在進行形の否定文でも、-miyor/-müyor/-mıyor/-muyor

のどれかで終わるから、

 

 

最後の母音は絶対「o」!

 

だから、

 

-um/-uz/-sun/-sunuz を付ければ良いんだよね〜

 

これも肯定文と一緒だ。

 

 

 

否定形の疑問文 

 

めっちゃ長くなってしまっている、、、

 

否定形の疑問文も肯定系と同じです。

 

 

文末に「疑問の付属語」を置くだけです。

 

 

例文だけ出して終わろう。。。

 

 

ex)

マサルは日本語を学んでいませんか? 

 

➡︎Masaru Japonca öğrenmiyor mu?

 

 

私たちは本を読んでいませんか?  *kitap (本) *oku-mak(読む)

 

➡︎Biz kitap okumuyor muyuz?

 

 

あなたたちはタバコを吸っていませんか?

 

➡︎Siz sigara içmiyor musunuz?

 

 

主語が一人称・二人称のときは、

疑問の付属語」に「人称の付属語」を付けるのをお忘れずに。

 

 

 

てかこの例文の不自然さハンパないな、、笑

 

本当にこれ通じるのかなー

 

 

まあこれで現在進行形は完璧!!(なはず)

 

 

以上っ!