【目次】
はやいもので、
トルコ語の文法も
もう半分ぐらい学んだ気がするよー
受け身の表現は?
いよいよ受け身まできましたね。
「この本はクミによって書かれた」
「その建物は10年前に建てられた」
のように
「受け身」を表現をする場合には
どのような形になるのでしょうか。
表を見てみましょう〜
◆受け身の接尾辞
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e,i
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ö,ü
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a,ı
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o,u
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-母音
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-n
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-n
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-n
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-n
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-子音
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-il
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-ül
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-ıl
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-ul
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-子音「l」
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-in
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-ün
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-ın
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-un
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「動詞の語幹」に
上の表の「受け身の接尾辞」を付けると、
「受け身語幹」が作られます。
その受け身語幹に
「現在進行形」だったり「過去形」を付けると
「受け身」の文章ができるんですねー。
まず、
動詞の語幹が「母音」で終わっていた場合は、
「-n」を付けます。
シンプルでいいですね。
そして、
動詞の語幹が「子音」で終わっていた場合は、
「-il-/-ül-/-ıl-/-ul-」を付けます。
例外として、
動詞の語幹が「子音」の「l」で終っていた場合、
「-in-/-ün-/-ın-/-un-」を付けます。
なぜ「l」が特別扱いされているのかは知りません。
そういうものとして、受け入れましょう。
まーとりあえずこんな感じ!
「〜によって」は「tarafından」!
受け身の文で欠かせないのは、
「〜によって〇〇された」の「〜によって」ですね。
英語で言うところの「by」でしょうか。
トルコ語では
「tarafından」が使われます。
「行為をした人・もの」の名詞の後に置かれます。
、、、
長い!けどなんか覚えやすい音な気がするのはオレだけか。
「tarafından」=「〜よって」
で何も考えずにまず丸暗記しましょう。
例文です
ex)
・この本はクミによって書かれた。
*kitap(本) yaz-mak(書く)
➡︎Bu kitap Kumi tarafindan yazıldı.
(「yazıldı」=「書かれた」
動詞の語幹「yaz-」は、
「子音」の「z」で終わっています。
なので、「受け身の接尾辞」の「-ıl」が付きます。
さらに「過去形」の「-dı」が付いてますね。)
(「kitap」に「対象格」の「ı」が付くと、
「p」から「b」に子音が変わりますよー)
・その建物は10年前に建てられた。
*bina(建物) on(10) yıl(年) önce(前)
inşa et-mek(建てる)
➡︎O bina on yıl önce inşa edildi.
(「et-」に「受け身の接尾辞」の「il」が付くとき、
「et-」の「t」に「母音」が付くことになるので、
「t」から「d」に「子音」が変わるよー)
・マサルは(彼の)母親から(によって)怒られている。
*anne(母親) kız-mak(怒る)
➡︎Masaru annesi tarafindan kızılıyor.
(「kızılıyor」=「怒られている」
「kız-」は「子音」で終わっているから「ıl」が付く。
そこに「現在進行形」の「-ıyor」が付く。)
(「annesi」 は「AのB」の形だよー)
・(私の)動画が友達たちに(よって)知られたようだ。
*video(動画) arkadaş(友達) bil-mek(知る)
➡︎Videom arkadaşlar tarafindan bilinmiş.
(「bilinmiş」=「知られたようだ」
「bil-」は「子音」の「l」で終わっているので、
「in」が付く。(例外!)
そこに「伝聞」の意味の
「完了形」の「-miş」が付いている。)
どうでしょうか?
受け身の文、なんとなくわかってきたかな?
「受け身語幹」を意識しようー
以上っ!