【目次】
後置詞ってまだまだいっぱいありそう。
後置詞の表現
これまで三回に渡って学んだ後置詞を使って
いろんな表現の例文をやっていきましょう
これを知っとけば便利!みたいな表現です。
「格助詞」のルールは
基本的にはこれまで学んだ通りです。多分ね。
ex)
・(私たちは)トルコに行くためにトルコ語を学んでいる。
* Türkiye(トルコ) git-mek(行く)
Türkçe(トルコ語) öğren-mek(学ぶ)
➡︎Türkiye'ye gitmek için Türkçe öğreniyoruz.
(後置詞「için」は、「主格」の後に置かれるんでしたね。
「動名詞」ももちろん名詞なので、
このような表現ができます。
「動名詞」の後ろに「後置詞」が置かれる場合は、
「-me/ma」型ではなく、
「-mek/-mak」型の動名詞になります。)
・二時間後に会いましょう。
*iki saat(二時間) görüş-mak(会う)
➡︎Iki saat sonra görüşürüz.
(「sonra」は、「起点格」の後に置かれるのですが、
数字を使った「時間」の表現をする名詞には
「起点格」が付かないようです。
なぜかはもちろん知りません。
この例文でも、
「saat」には何も格助詞が付いていませんね。
また、
「〜の前に」の意味の「önce」も同じく
「起点格」グループですが、
数字を用いた時間の表現で、
「İki yıl önce〜」(2年前)
となり、
「年」を表す名詞「yıl」には
何も付かないので、注意です。)
・他に(あなたたちの)質問はありますか?
*soru(質問)
➡︎Başka sorunuz var mı ?
(後置詞の「başka」も、
「起点格」グループですが、
前に置かれる名詞がなく、
文頭に単独で用いられているパターンです。
厳密に言えば、
「その他に〜」の「Ondan」(その)が
省略されているのかもしれませんが。
まーつまり、
後置詞だけど、
前に名詞が置かれなくても使えると覚えておこうー)
・(私は)遅刻した。そのため、先生に叱られた。
* geç kal-mak(遅刻する) öğretmen(先生)
tarafindan(〜によって) azarla-mak(叱る)
➡︎Geç kaldım. Onun için öğretmen tarafindan azarlandım.
(「そのため〜」とか「だから〜」
っていう表現はかなり使うよね。
「için」は「主格」グループだけど、
前に置かれる名詞が「指示語」のときは、
その「指示語」に「所有格」が付くんだったね。)
(「叱られる」なので、
「受け身語幹」の「-n」が付いてることを確認。)
・まずここにサインをしてください。それから、この書類を提出してください。
*bura(ここ)imzala-mak(サインをする)
evrak(書類) teslim e-tmek(提出する)
➡︎Önce burada imzala. Sonra bu evrakı teslim et.
(「Önce」も「Sonra」も、
「起点格」グループの後置詞ですが、
前に名詞が置かれずに、文頭でも使えます。)
(「〜してください」は「命令形」で表します。
「動詞の語幹」そのままでしたね。)
例文の中でミスがあったらすいません!
正しい文法も大事!だけど、一番大事なのは気持ちです。
以上っ!